令和6年3月31日、建て替えに向けて最後の日を迎えた美濃陶磁歴史館。
当館最後の展覧会は「挑戦!重要文化財2000点並べてみる」という、無謀ともいえる企画展。
土岐市が誇る国史跡「元屋敷陶器窯跡」の出土品の内、土岐市所有の国重要文化財2041点すべてを展示したものです。
1月7日から始まった展覧会は、延べ2717人の来場があり、最終日には418人もの人が当館を訪れ、展示とともにバックヤードツアーや遺跡をめぐるクイズラリー、砂場で発掘体験、プラ板体験など、大人も子どもも様々な関連イベントを楽しんだ様子でした。
そして、この場所の思い出を語り、新しい博物館への期待を寄せる声をたくさんいただきました。
美濃陶磁歴史館が皆様とともに歩んだ44年の積み重ねを、新たな博物館へと引き継ぐために、ますます力を入れて進めていきます。