今年度の秋から、新博物館の開館へ向けた学芸員の定期講座を開催しています。
10月の第一回目は、土岐市が誇る国史跡「元屋敷陶器窯跡」を学ぶ座学。
11月の第二回目は、元屋敷窯の探訪の予定でしたが、悪天候により順延。
そして、12月の第三回目は、「織部デザインに触れよう」と題し、
織部焼の陶片を実際に手に取りながら、そのデザインの面白さを体感しようというものでした。
まずは、アイスブレークとして、美濃焼カルタで織部を中心とした美濃桃山陶のデザインに親しみ、学芸員からデザイン的な特徴をレクチャー。
その後、実際に触れて様々な角度から眺めて楽しみました。
1月、2月には、土岐市のもう一つの国史跡「乙塚・段尻巻古墳」と市史跡「隠居山遺跡」を学んで歩く講座が続きます。
来年度以降も、新博物館が取り扱うテーマである「美濃焼」と「土岐市の歴史・文化」にまつわる様々なテーマで、学芸員講座やワークショップを開催していきます。
ご興味のあるテーマを見つけて、市内外のたくさんの方にご参加いただけると嬉しいです。
※学芸員講座は、各回要申込です