保存修理完了記念「崇禅寺伝来墨跡公開−保存修理の技がつなぐ⽂化財」

2023年11月1日(水)~2023年12月10日(日)

イベント詳細

このイベントは01 11月 2023に終了しました


同時開催
◆開館44年収集の軌跡Ⅱ「現代の作り⼿たち」第1展示室 ◆収蔵品展「美濃桃⼭陶」第2展示室

開催日 2023年11月1日(水)~2023年12月10日(日)
時 間 午前10時~午後4時30分(入館は4時まで)
会 場 土岐市美濃陶磁歴史館 第1展示室
入場料 一般200円(150円)、大学生100円(70円)
※( )内は20名以上の団体料金
障がい者手帳(デジタル可)・医療受給者証(指定難病・小児慢性特定疾病)をお持ちの方と介助者1名無料
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(11/4は開館)

岐⾩県⼟岐市妻⽊町にある臨済宗妙⼼寺派の古刹崇禅寺は、⼟岐明智⽒初代頼重が⻁渓⼭永保寺三世果⼭禅師を招き、⽂和3年(1354)に創建したと伝わります。寺には、創建の頃よりおよそ700年の間、修理を重ねながら守り伝えられてきた墨跡2幅「此⼭妙在墨跡」および夢窓国師筆「果⼭」(いずれも岐⾩県重要⽂化財)があります。近年、それらの傷みがひどくなっていたため、令和3〜4年度に住友財団および岐⾩県、⼟岐市の助成・補助により保存修理が⾏われました。
国内の⽂化財は脆弱な材料でつくられるものが多く、将来にわたって⽂化財を受け継ぐためには、定期的な修理が重要です。絵画や古⽂書など絹や紙の⽂化財(装潢⽂化財)の保存修理を担う技術者を「装潢師」といいます。現代の「装潢師」は伝統的な技術を基礎としつつ、科学的な知⾒も取り⼊れながら⽂化財の修理を担っており、崇禅寺の2幅の墨跡も「装潢師」により保存修理が⾏われました。このたび、展⽰および関連イベントを通じて、修理前後の作品の変化をご紹介すると同時に、修理過程で判明した成果や修理に携わった「装潢師」の技術と思いを伝えます。

 

[本事業は公益財団法人住友財団の助成により実施しています]

 

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関連イベント


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このイベントは01 11月 2023に終了しました


ナイトミュージアム

保存修理担当者(装潢師)によるスライドレクチャー
日時11月11日(土) 18:30~19:30 受付18時~
講師株式会社坂⽥墨珠堂 佐味義之⽒(保存修理担当者)
会場土岐市美濃陶磁歴史館 第1展示室
参加費無料 ※要入館料、※当⽇⼊館券半券持参で再⼊館可
定員20名 ※事前申込制
申込方法メール toki_museum@toki-bunka.or.jp  または電話0572-55-1245にて
※参加者全員の⽒名、代表者電話番号、居住市町村名を明記

10⽉11⽇(⽔)より受付開始、先着順

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トークセッション『地域の⽂化財をつなぐ』at崇禅寺

日時11月18日(土)13:30~15:30 受付13時〜
講師三輪嘉六⽒(元九州国⽴博物館館⻑)
坂⽥雅之⽒(株式会社坂⽥墨珠堂取締役会⻑)
進行春⽇美海(⼟岐市美濃陶磁歴史館学芸員)
会場崇禅寺 本堂(土岐市妻木町55-1)
参加費無料
定員70名 ※事前申込制
申込方法メール toki_museum@toki-bunka.or.jp  または電話0572-55-1245にて
※参加者全員の⽒名、代表者電話番号、居住市町村名を明記

10⽉11⽇(⽔)より受付開始、先着順
駐車場台数に限りがありますので、乗り合わせでお越しください。